自動車製造業者等による再資源化等の実施について
自動車メーカー等では、主に2つの仕事を行なっています。

(1)特定再資源化物品の再資源化認定(法28条認定)に基づいた仕事
自動車メーカー等では、ASRの再資源化について、
まず構成的にみて、ARTとTHチームの2つのチームを構成しています。
そして、そのそれぞれで、
ASR再資源化施設(焼却、埋立を含む)の選定を行っています。

*ASRとは、エアバッグ類及びシュレッダーダストのこと。
*ARTとは、自動車破砕残さリサイクル促進チームのこと。

ARTチームもTHチームもASR再資源化が目標ですが、
役割が若干異なるようです。
原付バイク・軽自動車を譲った・廃車手続した・解体したのに税金の通知がきたのはなぜですか?|八王子市

●ARTチーム
ARTで取り決めている項目は以下の通りです。

ART取扱車名
 ART取扱車名を決定します。この取扱車名とは車種ではなく、
 ISUZU,SUZUKI,TOYOTAといったブランド名ですね。

ASR再資源化
 ASR引き取り基準

ASR指定引取場所
ARTがASRを引取るために、あらかじめ指定する場所です。
自動車リサイクル法第21条にもとづき、
ARTがシュレッダー業者ごとに、
ASR再資源化施設を指定引取場所として指定します。

ASR基準重量
「(社)日本自動車工業会」に記載あり。
結城市ホームページ-軽自動車の登録・廃車
なお、エアバッグ類の再資源化については、
共同して一般社団法人自動車再資源化協力機構を設立し、
この法人に委託を行ないます。

なお、ASRとはシュレッダーダストのことを指しますが、
解体業者・破砕業者の再資源化基準に従って
「事前選別処理項目」の回収が行なわれたあとに発生する、
自動車から出る「シュレッダーダスト」のことです。
  *ASR=Automobile Shredder Residue
その意味で、同じ「シュレッダーダスト」でも、
ASRに含まれないものもあるのです。
ASRに含まれないものとしては、次のものがあります。
 ・タイヤ(スペアタイヤも含む)
 ・バッテリー
 ・燃料、オイル、ロングライフローランド等の液類
 ・蛍光管
 ・室内、トランク内のゴミ
 ・足回り等に付着した著しい土砂

●THチーム
THチームとしては、自動車リサイクル法にもとづき、
ASRの引取・再資源化に係る業務を通じて、
社会ニーズや要請への対応と関係事業者との円滑な関係を図りつつ、
長期安定的にリサイクル率の向上をはかり、
かつ低コスト化を一層推進していきます。

(2)全部再資源化認定(法第31条認定)に基づいた仕事
上記1)で決められた事項に基づき、
具体的には、解体業者あるいは、プレス・せん断処理業者に対して、
細かく解体等の実施を委託する仕事です。

そして最終的に国内の電炉・転炉などに解体自動車を、
鉄鋼の原料として投入するのです。